【Steamキュレーターになる方法】ストア表示の条件・メリット・デメリットまとめ

Steamでは、誰でも簡単に「Steamキュレーター」として活動できます。特別な審査はなく、Steamアカウントがあればすぐに始められます。ただし、キュレーターページがSteamストアに表示されるには一定の条件が必要です。本記事では、手順からメリット・デメリットまで分かりやすく解説します。
■ Steamキュレーターとは?
Steamキュレーターとは、ゲームのレビューやおすすめ情報を発信する“紹介者”のことです。
YouTuberやブロガーの「レビュー版」と考えるとわかりやすく、特定のゲームをフォロワーに対して紹介する役割があります。
● キュレーターがやること
- ゲームを検索して「おすすめ / おすすめしない / 情報のみ」で評価
- 短いコメントを書く
- ゲームの紹介一覧をキュレーターページとして公開する
● その情報はどう使われる?
フォロワーが増えると、
- Steamのストアページ
- Steamアプリ内のおすすめ欄
にあなたのレビューが“キュレーターの推薦”として表示されます。
● 特徴
- 誰でも無料で始められる
- グループ(1人でもOK)で運営
- メディアやYouTuberが公式にゲームを紹介する枠として使われている
Steam全体に影響力を持てるポジションで、開発者やユーザーからも注目されます。
■ Steamキュレーターになる手順
1. Steamグループを作成する
キュレーターは「Steamグループ」に紐づいています。
Steamのコミュニティからグループを作り、名前・アイコン・説明文を設定します。
2. グループで「キュレーター機能」を有効化する
グループ管理画面の「キュレーターページ設定」からキュレーター機能をONにします。
これでキュレーターページ自体は完成です。
■ 誰でもキュレーターになれる
- 審査なし
- 個人でもOK
- 1人グループでもOK
■ Steamレビューを書くための「2つの条件」
キュレーターとしてレビューを書く前に、まず知っておくべき重要なポイントがあります。
Steamでレビューを投稿するには、必ず次の2つの条件を満たす必要があります。
● 1. Steamでゲームを購入(またはSteamキーで登録)している
購入したゲーム、もしくはSteamキーでライブラリに追加したゲームである必要があります。
● 2. そのゲームを実際にプレイしている
最低でも一度はゲームを起動し、プレイ時間が記録されていなければレビューは投稿できません。
つまり、購入して起動していないゲームはレビューできません。
この仕組みにより、遊んでいないゲームへの不正レビューを防止しています。
■ ストアに表示されるための必須条件
作成しただけではストアに露出されません。ストア上に表示されるには以下が必要です。
● 必須条件
- 10作以上のゲームをレビューする
「おすすめ」「おすすめしない」「情報のみ」のどれでもOK。
短いコメントでもカウントされます。 - キャッチコピーを入力する
例:
「遊びやすく中毒性のあるゲームを中心に紹介します」
この2点を満たすと、ストア上の“キュレーター紹介枠”に表示されます。
■ Steamキュレーターのメリット
● 1. メーカーからゲームキーが届くようになる(Curator Connect)
一定のフォロワーがつくと、開発者から「レビューしてほしい」とキーが届きます。
インディー開発者や出版社と繋がるチャンス。
● 2. 自分の好みのゲームを紹介できる
自分のブログやYouTubeのように、好きなゲームの一覧を作れます。
● 3. フォロワーを増やすほど影響力が上がる
フォロワーが増えると、紹介したゲームがユーザーのストアページに表示されます。
● 4. 無料で始められてリスクゼロ
費用も審査も不要。時間があるときにレビューを追加するだけ。
● 5. ゲーム開発者としての宣伝にも使える
自分が開発したゲームを「情報のみ」で紹介することで、公式から認められた形で露出できる。
■ Steamキュレーターのデメリット
● 1. 影響力が出るまで時間がかかる
フォロワー数が少ないうちは、ほとんど誰からも見られません。
● 2. レビューを10件以上書かないとストアに表示されない
スタート直後は露出がほぼゼロ。
最初の10本は自力で書く必要があります。
● 3. 開発者からのキーはフォロワー次第
フォロワーが少ないと、メーカーからキーはほとんど届きません。
● 4. ある程度の継続が必要
放置するとフォロワーも増えず、ページも動かないままになります。
● 5. 半分は“作業”になることも
短文でもレビューを書く以上、数を増やすには多少の労力が必要。
■ まとめ
- Steamキュレーター自体は誰でも即日なれる
- ただし、ストアに表示させるには「10レビュー+キャッチコピー」が必須
- メリットは「無料で始められる」「メーカーからキーが来る可能性」「宣伝に使える」
- デメリットは「すぐには影響力が出ない」「レビューが必要」




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